相棒シーズン7第12話「逃亡者」
陸橋の階段から女性が転落死。右京さんは110番の録音音声から現場にいた人間がスペイン語を話すことに気づき、容疑者として外国人が浮上。しかし彼はすでに母国ルベルタに逃亡した後。慌てた刑事部長は官房長室へ。容疑者はすでに母国に入国したことを確認します。
官房長と右京さんの回転寿司シーン。外務省ルートを使って逃亡犯に近づくために、右京さんが官房長の力を借りようとしているので、右京さんが誘ったようです。
ロケ地は、「すし台所家 渋谷本店」。
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13037261/
今回は官房長は皿を戻しませんが、回転寿司のお茶で不慣れたところを見せます。お湯の注ぎ方を間違えてやけどし、お茶の粉を入れることを知らず、お湯のまま飲む。その都度右京さんが教えるんですが、
官房長「知ってるんなら教えてくれればいいじゃない」
右京さん「当然ご存知かと思ってました」
母国へ逃亡した容疑者マルコ・イノウエが殺されたという知らせが。内村刑事部長と中園参事官が再び官房長室へ。被害者女性の婚約者志茂川がルベルタへ行ったとの情報に加え、マルコ・イノウエが東洋人男性ともめていたという現地新聞の情報。志茂川がルベルタへ行ったことをなぜ教えなかったのかと刑事部長らをとがめる官房長ですが、志茂川の身柄保護を現地警察にすでに依頼していました。
そして、右京さんとカフェで。日比谷茶廊はこれで4回目。志茂川がすでに日本に出国したとのことで、現地警察に身柄引き渡しで頭を下げる必要がなくなったとのこと。「これでイーブン」とホっとする官房長に対し、「最悪の事態になった」という右京さん。
志茂川の帰国を受け、再び官房長室。ルベルタには絶対に志茂川の身柄を引き渡さないことを確認。
志茂川の件をうまく処理しようとしていたら、今度は、左刑事がルベルタに言ったことが判明。マルコ・イノウエ殺害の新たな容疑者として浮上。ってことで、またまた官房長室に内村刑事部長。左刑事に否認させ、表沙汰にならないよう手打ちします。内村刑事部長、この回はたびたび官房長室に呼び出されて忙しいですね。
再び日比谷茶廊で右京さんと。この回はなぜか、官房長室で内村刑事部長と話したことを、カフェで右京さんに話す官房長。当然右京さんは官房長室と内村刑事部長が仕組むような内容には否定的なのですが。
右京さん「そうやって闇に葬るおつもりですか」
官房長「先に葬ろうとしたのは向こうじゃないかしら」
結局、真犯人はマルコ・イノウの恋人エリであることを、ミサンガの跡を手掛かりに右京さんが究明。ラストはまたまた日比谷茶廊で右京さんと官房長。この回3回目、官房長は通算6回目。
官房長「(右京さんの右手首のミサンガを見て)何それ?」
右京さん「彼女の店で購入したんです。願い事が叶うそうですよ」
官房長「で、お前は何を願ったの?」
右京さん「そうですねえ・・・ま、これから考えます」
エンディングでは、右京さんが先に日比谷茶廊をあとにし、日比谷公園の中に歩いていくんですが、右京さんのコーヒーがまだいっぱい残っているのが気になります。細かいことが気になる(笑)。BGMは「帰還」。事件解決の安堵感を感じさせる好きなBGMです。
https://www.youtube.com/watch?v=Myy8g79EUHI
スペシャルでもないのに、官房長の登場回数の多い回でした。会食シーンも回転寿司、日比谷茶廊で計4回。ただ、右京さんと対立するのか、協力するのか、どちらでもなく、中途半端だった気もします。