相棒シーズン8第10話「特命係、西へ!」
元日スペシャル。相棒初の京都ロケ。
京都で呉服店を経営する高村が東京都内の歩道橋から転落し遺体で発見されます。高村は死の直前、都内のホテルに電話をかけていたことが判明。右京さんと神戸がそのホテルを訪ねると、偶然にも神戸の学生時代の恋人・唯子(檀れい)と再会します。
ホテルのロケ地は目黒にあるプリンセスガーデン。
(https://www.princess-garden.co.jp/)
しかし、唯子はボディーガードらしき男たちに守られ、ホテルから逃げるように姿を消してしまいます。生前の高村の行動、手に握っていた紙きれ、唯子との関係から、事件解決のカギは京都にあると考え、刑事部長から強引に与えられた休暇を利用して京都へと向かいます。
京都で捜査を進める中、新たな殺人が発生。唯子に嫌疑がかかり京都府警に取り調べを受けているところを右京さんが救うのですが、そこに刑事部長から電話がかかり東京へ呼び戻されます。休暇中に無断で捜査をしたことに、刑事部長は「今度は終わりのない休暇」ととがめますが、そこへ官房長から電話が。京都での捜査は自分が指示したこと、と言って2人を救います。
2人は官房長室へ。当然、官房長が特命2人を救ったのは別の狙いがあるから。でも、右京さんはそれもお見通しのようです。
官房長「別に貸しを作ろうと思ったわけじゃないから」
右京さん「懲戒ともなれば、京都で起きた事件も含めて、改めて細野唯子の関与が取り沙汰される。それを避けるまでの措置」
官房長室には、唯子のボディーガードらしき男が。実は厚生労働省の人間でした。唯子の勤める研究所を管轄する省庁。
唯子の研究対象はiPS細胞。その実用化に目途が立ち、その情報が洩れるのを防ぐためにボディーガードが回りを固めていたらしい。これで、殺人事件に対する唯子の容疑はなくなりました。
再び京都に戻った特命2人は、見事に2つの殺人事件の真相を解明します。その背後にある官房長を含む上層部の狙いに気づいた右京さんは官房長室へ。これもよくあるパターンですね。
真犯人の前川の不穏な動きに気づいていたため、厚労省は唯子にボディーガードを付けるなどの措置を取ったようですが、官房長も右京さんたちをしれっと利用した。そんなところのようです。
今回は、京都のいろんば場所が登場しました。そのロケ地マップです。