相棒シーズン６第１０話元日スペシャル「寝台特急カシオペア殺人事件!」

北海道で起きた事件の重要参考人を、内村刑事部長の命令で特命係２人が寝台特急カシオペアで護送します。シーズン２「雪原の殺意」「白い罠」以来の北海道シリーズ。小野田官房長の登場はスペシャルなのに僅か。でも官房長らしさは発揮されてます。

今回は、右京さんが官房長を利用します。あっさり引き受ける官房長は、お土産に毛ガニを要望。シーズン２「白い罠」でも、北海道からの電話での右京さんの頼みを引きうえ、お土産に毛ガニを要望。これがお決まりみたいです（笑）。

https://partenaire.hatenablog.com/entry/2018/05/16/232356

で、その右京さんの頼みとは、犯人の堂上公江（長山藍子）の犯行動機となった過去の事件の遺留品にアクセスするために公安に許可を出させること。

米沢さん「長年勤めてますが、ここに入るのは初めてです」

亀山「しかし、秘密主義の公安部がよく許してくれましたね」

右京さん「お土産のカニが功を奏したようです」

最後に官房長室で大河内さんと。この回、大河内さんが結構重要な役割を果たしました。１シーズン前の正月スペシャル「バベルの塔」もかなり重要な役でした。この回は、アメリカ並みの国家安全保障局の設立が必要と進言。

官房長は、１年前の件を引き合いに出します。「バベルの塔」で、現場指揮官を任せたこと。「バベルの塔」の中では明示的に説明されませんでしたが、任せたのが官房長だったことがここで明かされます。

その新組織設立について、

　

官房長「君のことだから、あの２人にも声をかけるんでしょ」

大河内「それはまだ白紙の段階ですが・・・私なら、官房長よりうまく杉下を使えると思います」

官房長「それは無理だね」

右京さんと自分の関係について思い入れがあることをにおわせるようなセリフに思えます。