相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン

相棒初の劇場版。シーズン６とシーズン７の間に上映されました。

現場に「f6」「g5」などの謎の記号が残された連続殺人。殺害された医師のクリニックの来院記録から、森村やよい（本仮屋ユイカ）にたどり着くも、武藤弁護士（松下由樹）が保護。大河内監察官は、状況を打破すべく、官房長室を訪れ、武藤弁護士に対し情報開示請求をするよう官房長に依頼します。

片山雛子議員の車が襲撃される事件が発生。東京ビッグシティマラソンへのテロの恐れがあり、御厨首相邸で対策を話し合う政治家、警察上層部。当然官房長もその中に。

右京さんとの食事。回転寿司は４度目。ロケ地は「活鮮 オズ大泉店」（https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132103/13042899/）。シーズン３第４話「女優〜前編〜」（https://partenaire.hatenablog.com/entry/2018/05/17/234018）の回転寿司と同じ場所です。

やっぱり皿を戻す官房長。たしなめる右京さん。

右京さん「ご忠告申し上げるのはこれで何度目でしょうか。そのたびにあなたは忘れてしまう」

官房長「忘れるっていうのは、神が人に与え賜うた素敵な能力だと思うんだけどね」

官房長「なるほど、覚えておくことにします。でも、また忘れちゃうかもしれないね。人は忘れる生き物だから」

右京さん「特命係を作って、そして見捨てたこともお忘れですか？」

官房長「ホント、お前は昔のことよく覚えてるね」

やはり回転寿司で似た会話がありました。シーズン１第４話「下着泥棒と生きていた死体」（https://partenaire.hatenablog.com/entry/2018/05/16/214520）

スリリングな事件は解決し、犯人の木佐貫を逮捕。裁判でSファイルの存在を明らかにしたい木佐貫は、送検を見送られ、銃刀法違反で再逮捕。官房長の差し金と察した右京さんは官房長室へ。

そうして、官房長らしい事前の手打ちで、Sファイルが公になるのを防ごうとしたものの、片山雛子が（Sファイルに関与した）父親の名誉を傷つけてまであっさり公表してしまう。瀬戸内大臣と一緒にその様子をテレビで見る官房長。

シーズン４第９話「冤罪」（https://partenaire.hatenablog.com/entry/2018/05/19/233514）の「どうやら火元が違っていたようですねえ」とちょっと似てるな。

例によって、官房長は、事件の一番スリリングな部分ではあまり登場しませんが、ポイントポイントでの登場がとても味があります。