相棒シーズン6第1話「複眼の法廷」
裁判員制度をテーマにした回。警官が射殺される事件の裁判。裁判期間中に裁判員の一人が死んでしまう。残りの裁判員が怖がって辞任したので、総入れ替え。その新たな裁判員の警護を要請され、官房長は特命の2人を使う。
「裁判所への根回しはもうしてあるから」
またまた、官房長らしい先手の根回し。
裁判員の一人が裁判情報を漏洩させたということで、緊急会議。
そして、特命係が、警官殺しの真犯人と、裁判員を誤って死なせたのが新聞記者だと真相を暴く。裁判員制度を推進する法務省は大慌て。裁判員制度は時期尚早と主張する三雲判事に官房長も同調。
そんなときも、特命係の排除を官房長に進言しようとする内村刑事部長(苦笑)。でも、官房長は無視してさらりとかわります。
再び官房長室。裁判員による裁判が冤罪を作り出すのを防いだ特命係。このまま無難に着地させたい官房長。でも、右京さんが「三雲判事が裁判員の情報を漏洩していた」と、またやっかいなことを言い出した。
官房長「もうこの辺でいいんじゃないかしら」
右京さん「真実の追及に、その辺でいいということはないと思いますが」
官房長「お前のそういうところ立派だと思うけど」
官房長が特命2人を巻き込んで、期待以上に突っ走られて、抑えに回る、こんなパターンも割とありますね。